あなたにピッタリ!時計買取さがし!

自分に合った買取方法を探そう

時計買取の歴史知識。線香や蝋燭を利用した火時計

時計買取の歴史知識には、少し変わった時計の話もあります。例えば、火を使って時間を計る火時計です。線香や蝋燭等の一定の速度で燃えていく物を利用して、その燃えさしや灰の量から現在の時刻を計ったり、燃え尽きるまでの間で時間を計ったりします。現在の時計買取ではまず取引される品物ではありませんが、かつては実用品として重要な役割も担っていました。

火時計の起源は定かではなく、一説には4000年前の中国で使われていたとされます。日時計では計りにくい夜間の時間を知る為に利用されたと言います。当時の火時計は鉄球を糸で吊り下げ、線香の火がその糸を焼き切る仕組みになっていました。下には銅鑼が備えつけられていて、鉄球が落ちると音が鳴る事で、時計としての役割を果たしたのです。

一方、西洋では蝋燭を利用した火時計が使われていました。例えば、9世紀頃のイギリスで使われていたものは、蝋燭の長さを測る目盛りがついた容器です。燃えていくに従い短くなっていく為に、目盛りを見ればどの位時間が経ったのかがわかります。

日本においても火時計はよく利用されているものでした。例えば、花柳界では今でも「一本」という言葉が火時計に由来する言葉として残っています。かつて芸者が客の相手を務める時間を1本の線香が燃え尽きる間で計った事から、現代も単位毎の玉代を一本と表現する言葉として使われているものです。

また、香時計も日本で発展して用いられた時計の1つです。灰の上に抹香で道を作り、末端に火をつけて利用します。すると丁度、導火線の様に燃え続けていく仕組みです。香の燃え方は安定しているので、どこまで燃えたかで現在の時刻を知る事ができます。

香の燃焼がいかに安定しているかを示す証拠は、当時の記録を見るとよくわかるものです。例えば、仏教寺院では高度計を利用した時間計測が日常的に行われていた為に、様々な出来事が起きた時刻が正確に記されています。例えば、戦国・安土桃山時代に発生した天正大地震は多くの記録に残されていますが、正確な発生時刻が記されているは香時計のあった寺院の記録です。

その他にも、江戸時代は人々へ時刻を伝える為に太鼓を利用していましたが、太鼓を打ち鳴らす時間を計っていたのは、この香時計でした。現代では機械式時計が発達し、人々が様々な形で時刻を確認する方法がある為に馴染みのある物ではなくなりましたが、ほんの150年ほど前までは香時計で計った時間が人々の生活の一部となっていたのです。

現在、時計買取の場では火時計の取引はほぼありませんが、香時計は現在でも状態の良い物が残っているものです。時計買取で取引される現代の時計とは異なる木彫のシンプルなデザインで、独特の雰囲気があります。時計買取の店よりも、骨董店で見かける事の多い物ですが、日本の古き良き文化を支える時計の1として、残していくべき価値のある時計の1つです。

Copyright(C)2014 あなたにピッタリ!時計買取さがし! All Rights Reserved.